初めてネットショップを作る方向けの記事
商用利用可能な素材集紹介

相次いでリリースされる新サービスについて思ったこと

2012年8月23日 | カテゴリー:国内ビジネス

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ここ数日の間に実に様々なサービスがリリースされています。
ネットショップとはちょっと関係ないかもしれませんが、まずはこちらを。

ECを展開するスタートアップ4社、「日本定期販売サービス協議会」を設立
CNET JAPAN

『Grow!』がサポーターコミュニティ運営サービスにリニューアル。活動を頑張る個人・団体と、彼らを応援する人たちの関係をより継続的なものとする仕組みへ転換。
Value Press!

世界初の定期販売プラットフォーム『Box To You』のα版をリリースしました。
Value Press!

支援型のプラットフォームと定期販売プラットフォームですね。
3つとも「Grow Inc.」が関わっていると言うことですが、これまでになかった新しいサービスと言うこともあり、個人的には非常に期待しているところです。

しかし、ちょっと色々と思うことがありまして、疑問なども合わせて記事にしてみようかと思います。


全体的に思ったこと

それぞれのページを開いて思ったのは、「デザイン性が高く、見栄えのいいサイト」と言うことでした。

今時なサイトデザインと言いますか、上品なサイトですよね。
参加サイトも分かりやすくピックアップされているので、露出度も高いと思います。

私もGrow!であれば、自分の個人的にしていることを掘り下げて形にさえ出来れば参加したいなとも思っているわけですが、ここでひとつ。

どこで何見れば分かるのかが分からない

という問題がありました。
綺麗に見せようとしている分、サイトマップや重要事項がフッターサイトマップ、もしくはヘッダーの一部に据え置かれてしまっているため、どこクリックすれば良いか分からないのです。

特にネットショップ関連で慣れてしまっているというのもあるのですが、お金にまつわる部分はこれでもかと言うくらいに分かりやすい場所に置いておいてもらわないと、参加する敷居自体が変に高くなってしまいます。

また、仕組みも不明瞭な気がします。
一応はサラっと書いてありましたが、言葉としては全然足りていないのではないかと。
ここは行数を稼いででも、そのページを読むだけで全貌のほぼ全て把握できないと、無駄に問い合わせをしなければならなかったり、支援する側、定期購入を申し込む側としても、分かりづらさを感じてしまいます。

一応ヘルプページに書いてありましたが、少なくとも「よくある質問」に関してお金に関する部分は別でページを作るべきと思いました。
金額面で不明瞭な点があると、ただそれだけで信用を失ってしまう危険性はあるかと思います。

全体的に「綺麗にまとめすぎて、利用を考える際はどこ見れば良いか分からない。何をクリックすればいいか分からない」と言う点が目立ちすぎてる印象があります。

見た目はいいんですが、サービスを利用する側に立ったデザインではない気がしました。
特に最近リリースされた新サービスの多くはこの傾向にあると思います。

登録に至るまでの説明と料金体系が不明瞭

はっきり言ってしまえば、この部分は致命的です。

サービス利用者としては、月額払いに対して「何ヶ月か分をまとめて支払うのか」「毎月定額を支払うのか」「契約期間は」「支払い方法は」と言う部分を探すのに結構苦労してしまったわけですが、この部分がおざなりに感じられます。

形式としてはソーシャルネットワークサービスに近い形のようですので、「詳しくはログインしろ」と言うことなのかと思いますが、ログイン登録するに至る情報すら提供されていない、もしくはくまなくページを探し回らないと見つからないと言うのでは、登録することすら不安です。

シンプルにまとめたい気持ちもあったかと思われますが、もっと分かりやすくページを紹介しないと、参加者も購入希望者も敷居が高く感じられるだけではないかなと。

基本的に来訪者は無駄なクリックと、ページの捜索を嫌うものです。
お金を取り扱うサービスである以上、多少デザイン性を捨ててでも、多くの方が疑問を抱きがちな部分は先回りしておく必要はあったのではないかと思います。

まとめ:リリースを急ぎすぎた?

まとめてリリースされたサービスと言うこともあってか、全体的に急ぎすぎたのではないかと感じられました。

まずは公開し、その後から変更を加えていくと言う手法はいいと思います。
既存のサービスでもほとんどがそうだったはずですから。

しかし、プレスリリースを打ち、露出を一気に高めている以上、出来る限り完成度は高めておく必要もあったかと思います。
もうちょっと構想って言うか、想定できる範囲内で利用のしやすさを徹底できなかったかなと。

さんざん文句を書いていますが、逆にそう言った部分を解決できれば、ものすごく有用なサービスになると思うのです。
まだ国内でも火がついているとは言い切れないビジネスに挑戦されているわけですから、その分期待度も高いですし、インターネットを楽しんでいる、インターネットでビジネスをしている私的に、応援したい気持ちも多くあります。

すでに私の知り合いの方でも参加されていると言うこともあり、もちろん応援するつもりなのですが、サービス提供側として、まだ見直してもらいたいなと言う点が散見された次第です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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