最近のバレンタインデー事情から見えてくる今の時代
もうすぐバレンタインデーですね。
手渡す計画がある方もおられれば、貰えることに期待を持つ人、様々な事情があるかと思われますが、このブログはあくまで「商売」に関するところですので、残念ながら今回も「ビジネス」に関わる話になるわけです。
まずはこのような統計が発表されました。
~働く男女の~バレンタイン実態調査2013
– 2013年バレンタインデーに関する調査 – 相手へ贈るチョコレートの値段は“高くても2,000円”
(PR TIMES)
あくまで意識調査であり、傾向と言うだけの話ですが、こう数字にされると、なんとも現実感が嫌な感じにもなりそうですね。
恐らく十代の学生の方からすれば愛の告白であったり、青春のひとつやふたつを演出するような仕掛けのできる販促方法なども可能ですが、メインとなる購買層ともなる、20代学生や社会人女性においては事情が少しずつ変化を見せているようです。
近年では女性が女性にチョコレートを送りあう、お世話になっている方への感謝の気持ちを込めて送ると言う、義理ではないチョコレートの手渡しも見られるようになり、さらには男性から日頃の感謝を込めてと言うことで、男性からの購入も見られるとのことで、一昔前とはずいぶん様変わりしたものだと思います。
大手のお菓子販売のネットショップや、大手デパートなどを見ても、バレンタインチョコの販売においては恋愛的なものよりも大切な方へと言ったアプローチの方が多いようですね。
やはりこのようなイベントであっても、世相は反映せざるを得ないわけで、どのようなアプローチ方法がいいのか、現在の取り巻く環境から掴み取って柔軟に対応していくのがひとつの正解と言えるのかもしれません。