初めてネットショップを作る方向けの記事
商用利用可能な素材集紹介

案外一般のお客様には知られていないPayPalのこと

2012年7月16日 | カテゴリー:コラム

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ネットショップにおける決済方法の一つとして、クレジットカードを取り入れているところも多いことかと思われますが、このクレジットカード機能を付けるだけでもネットショップを作る側からすると大変な場合も多いものです。

と言うのも、大きな企業や店舗であれば、お店に最初から取り入れているケースが多く、そのまま利用することが出来るのですが、現在の段階でクレジット会社と契約をしていないと言った場合においては、審査をしてもらわなければならないこと、年間維持費が高額になりがちなことを考えると、小さな店舗ではなかなか難しかったりするものです。

その代替手段として、クロネコヤマトのクレジットカード決済サービスの契約や、PayPalを利用されているところも多いと思います。
特にPayPalは近年急速に利用者の増えた決済方法の一つで、お手軽にクレジットカード決済を取り入れることが出来るものとして、資金力の無いショップ様でも簡単に利用できるようになっています。

参考リンク
PayPal

とは言え、このPayPal。
対応するのはいいのですが、意外にも落とし穴があったりするもので、この部分を解決しないと、利用者は少ないのではないか? と言うことをシェアしていきたいと思います。

PayPalが信用できると理解しているのはPayPal利用者だけ

PayPalを導入することによって、お手軽にクレジットカード決済をショップ内に取り入れることが出来るのは非常にありがたいことなのですが、実際問題として、一般のお客様から見るとまだまだマイナーな存在と言えなくもありません。

つまり、クレジットカード決済の代行と言うことまでは理解できても「ここに大切なクレジットカード情報を記入していいものなのか」と戸惑いがちな点も否めないのが実情であると言えます。
海外ではメジャーな決済方法ですが、日本国内においては認知度が高いとは言い切れないのです。

ネットショップ運営、担当者であるなら、一度この問題について考えてみる必要もあるのではないでしょうか?

分かりづらい使い方

また、PayPalは基本的にログインする(利用者登録する)ことを前提で決済を行うよう推奨しています。
そのため、未登録者にとっては、どこをクリックすればいいか分かりづらい仕様になっており、登録さえしてもらえればいいのですが、それ以前に「使い方が分からないから利用はやめておこう」なんてことになると、それは明らかな損益と考えてもいいかもしれません。

インターネットに慣れていると、あまり困らないものにも見えますが、そうではないお客様にとっては、分からないところをクリックするのは苦痛なのです。
その点を踏まえた利用者のためのマニュアルは用意しておいた方がいいでしょう。

よりPayPal利用率を上げるために

まだまだ未対応のお店も多いようですが、できるのであれば、PayPalで決済を行う方を対象にした「利用者向け」のマニュアルページを作っておくことをお勧めします。

スクリーンショットなどを利用し、どこをクリックしてどこに情報を記入すればいいのかと言うことを分かりやすいように掲載することで、利用者はそれを確認しながら購入を進めることが出来るようになるのです。
また、PayPalがどのようなもので、どれだけ信頼に値するセキュリティを保持しているのかと言うことも明確に記載しておくと、より利用者にとっての敷居は低くなるでしょう。

PayPalの今後の展開

2012年5月29日に、PayPalとソフトバンクが業務提携し、合併会社を作って新サービスを展開することが正式に発表されました

ソフトバンクとペイパルが合弁会社を設立(ソフトバンクプレスリリース)

まだ正式な設立、業務開始時期などは未定のようですが、日本国内でも最も有名な企業の一つであるソフトバンクと提携することにより、PayPalもより身近なものになってくることは確実です。
これに先立ち、すでにPayPalを利用しているショップ様においては、もう一度PayPalについて知識や考えを深めてみるのもいいかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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