ソーシャルメディアがソーシャルブックマークに取って代わる日
2012年8月10日 | カテゴリー:WEBサービス
今回のスタート記事はここから。
最近続々とソーシャルブックマークがサービス終了しているわけですが、現在においては人気のあるブックマークと、そうでないブックマークが極端に差がついているような印象を覚えたりします。
そう言えば最近niftyクリップも終わったなぁ・・・と。
一昔前はソーシャルブックマークの数が多いほどSEOに有効! などと言われていたものですけどね。
GoogleがGoogle+として参入して以来は、そのような声もあまり聞かれなくなりました。
と言う訳で、今回はソーシャルブックマークの色々についてを。
有名なソーシャルブックマーク
古参で言えば「はてなブックマーク」や「Yahoo!ブックマーク」が昔から有名なところです。
特にWEB界隈では今もなお、はてなブックマークの強さは健在と言えるでしょう。
さらに以前はもっと勢いがあったと言われていますが、現在のWEB事情で最も簡単にアクセスアップする方法の一つとして「はてブエントリ入り(短時間で3ブックマーク)」や「ホッテントリ入り(短時間で10~20ブックマーク以上)」は一つの目標であると言う方も多いものです。
ネットショップ関連では非常に難しいですが、案外店長ブログなんかでも3はてブくらいなら行けたりするもので、トライしてみる価値はあるかもしれません。
また、はてなブックマークからの被リンクは「nofollow」が入っていないため、正当な被リンクとして扱われているようです。
ページランクの高いサイトですので、時間を掛けながらでもブックマークを増やしてもいいのではないでしょうか。
Yahoo!ブックマークは最近あまり聞かないのですが、検索エンジン最大手のYahoo!に登録されたような気になるのと、一応クローラーもやってくるので、もしかしたら効果があるのかもしれませんが、せいぜいスクリーンショット撮りにに来てるだけのようです。
以前はYahoo!のSEO的に効果が? とも言われていましたが、今はGoogleとほぼ同一の内容なので効果の程は分かりません。
ただし、利用者数は多いので、現在も使い続けている方も多いと思われます。
脚注:nofollowについて
アンカータグ(<a href~~ で始まるタグ)にrer=”nofollow”と入れると、検索エンジンはそのリンク先を評価しない(リンク数としてカウントしない)と解釈をします。
参考:rel=”nofollow” 属性について(Googleヘルプ)
中堅所? なソーシャルブックマーク
buzzurl(バザール)
こちらも知ってる方は知っている有名なところですね。
リンクにnofollowがついていないため、正当な被リンクとして取り扱われるようです。
が、一般的な認知があまり無いことや、複数アカウントでいくつでも取得できてしまうため、なぜかBuzzurlのリンク数だけがバカみたいに多いというサイトも結構あったりします・・・。
海外のソーシャルブックマークですが、日本語でもOKです。
ちょっと使い方がややこしい(英語ですので・・・)ですが、海外向けの商品を取り扱っているなどの場合では登録しておいてもいいかもしれません(効果の程は分かりませんが・・・)
ソーシャルブックマークの進化
ブックマークと言うわけではないですが、WEB上において、より共有を意図したものとして、ご存知
●twitter
●Facebook
●Google+1
●mixi
などがあります。さらには
と言った、「物で繋がるSNS」まで登場しました。
これらを総称して「ソーシャルメディア」と呼ばれていますが、簡単に共有できるプラグインなども豊富に用意されており、ネットショップ運営者、もしくは担当者であれば、これらのプラグインを取り入れてみてもいいかもしれません。
当ブログではこんな感じにおいてありますね。
悪用厳禁!ソーシャルブックマークは「第三者が利用するためのもの」です。
前述の通りそのまま考えれば、ソーシャルブックマークやソーシャルメディアの利用と言うのは集客において反映の早いサービスであるのは間違いありません。
しかし、このようなサービスは原則として「第三者があなたのサイトを評価するために利用する」ものであって、自分で乱用することはあってはならないのです。
例えば、はてなブックマークで言えば、3はてブを手に入れる方法としては非常に簡単です。
新商品をリリース、もしくはブログを更新した後に、直ちに友人・知人と合わせてブックマークを押せばほら、すぐに3ブックマークになります。
ですが、このような方法を取っているところで、以後の販促に効果があったかと言われると謎なもので、やはり「利用者の好意」によってブックマークされることが理想であるのは間違いないでしょう。
はてブユーザーも慣れているところがあり、出来レースで押された3ブックマークなどすぐに見破られてしまいます。
また、twitterで新商品の紹介を延々し続けるのも良いかと言われれば、やはりおすすめは出来ません。
自作自演より、「誰かが勝手に紹介してくれる」そんなお店を目指すことが大切なわけです。
ソーシャルブックマークサイトが無くなっていく現状を見て
ソーシャルブックマークも、このまま行けばソーシャルメディアに押され、ほとんど意味を失ってくる日がくるのかもしれません。
ストックから共有へと言う流れはどうにも止められそうにないわけで、なんだか寂しいなーとも思ったりするわけですが、考えてみれば自分もたいがいtwitterで情報共有をたくさんしているわけで、嗚呼、そう言うことか。
などと一人で勝手に納得していたりする今日この頃だったりします。
このブログを作ったきっかけに、これまで貯めこんだストックサイトを順次開放する日も来てるんだなーとか。
まとめるのが大変でなかなか出せないですけどね!