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商用利用可能な素材集紹介

店長ブログは何を使えば良い?アメブロ利用規約改定に見るショップブログのあり方

2012年8月17日 | カテゴリー:コラム

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半月前の話題なので、ちょっと出遅れた感はありますが、まずはこちらを

企業の公式アメブロ200万円。既存の商用ユーザーの影響を推測
Social Magician Makoto Sakata

そのほかにも「アメブロ 商用利用禁止」などで検索してみると分かるかと思われますが、7月末にアメーバブログの利用規約改定により、商用サイトとしての運用は禁止と言うことになりました。

アメーバブログ
(http://ameblo.jp/)

そのため、アフィリエイトサイトやMLM、収益の発生するビジネスサイトなどがゴッソリ削除されているとのこと。

ちなみに誤解があるようですが、「ネットショップ店長ブログ」は(今のところ)問題ありません。
要するに、ブログから直接収益が生まれるモデルを作ってはいけない と言うことのようです。

とは言え、露骨過ぎるとやはりNGですので、それはそれで問題とは思いますが・・・

というわけで、今回はネットショップ店長のブログについての話題でも。


なんだかんだで圧倒的に多いアメブロユーザー

ネットショップにおいて「店長ブログ」も珍しいものではなく、情報発信の場として是非利用していきたいものですが、結構な割合でアメブロを利用されている方も多いようです。

アメブロはブログと言う形ではありますが、どちらかと言えばコミュニケーション的なものに特化しているところもあり、アメーバピグとの連携もあってアクティブなユーザーを大量に囲っています。

利用方法によってはtwitterやFacebookよりも簡単に集客できることから、ショップへの誘導が有利と考える方も少なくないわけですね。
その気になればブログ開設翌日には100以上のアクセスを稼ぐことも簡単ですし。

そう言うこともあり、アメーバブログにおいては商用利用されている方も多くなっていました。

他のブログは?

有名所で言えば「FC2ブログ」「JUGEM」「seesaa」「忍者ブログ」あたりが有名かと思われますが、こちらも全て基本利用は無料となっています。

しかし、アクセスの導線的な意味で考えるとアメブロほどの爆発力は無いため、店長ブログとしてはあまり使われないようです。
ただし、有料プラン(月額300円程度)を利用することで不要な広告を取り払うことが出来るため、そちらを利用する方は多くなっています。

ブログの機能としてはアメブロよりも使い勝手が良いとは思うのですが、やはり「集客」を考えた場合は使いづらいと言ったところでしょうか。

無料ブログの怖いところ

趣味で始めるブログであれば、多少は目を瞑ることが出来ますが、これが商用となった場合は話が変わってきます。

無料でサービスを利用すると言うことは、「いつそのサービスが利用規約を改定しても、終了しても文句は言えない」と言うことでもあり、今回のアメブロの規約改訂のような措置があると、商用利用ユーザーとしては撤退をせざるをえなくなります。
今回は集客の導線的な用途での利用においては問題ありませんでしたが、いつ「店長ブログも禁止!」と言われるか分かったものではなく、やはりそこにリスクは存在しています。

特にアメブロの場合、記事のバックアップ機能が無いので、記事ごと引越しの際は色々と小技を使わなければなりません。
(別サービスを経由させる必要があるため、こちらでは紹介しませんが「アメブロ 記事 引越し」などで検索すると幸せになれるかもしれません)

有料の場合は事前アナウンス、料金に関する説明を加えた上で引越しなどの検討などのヘルプが紹介されるでしょうが、無料の場合はあまり期待しないほうがいいかもしれません。

お店の情報なんだから、体裁は保ちたい

集客の導線と言う意味においては、無料ブログの方が圧倒的に強い場合は結構多く、前述の通り、アメブロはその窓口としては非常に効果の高いものとして知られています。

無料ブログを否定する方も一定数はおられるものですが、「すでに認識されているドメインとしての信頼性(ドメイン年齢)」や、「アクセスアップの窓口の広さ」は非常に広く、下手に自作でブログをこしらえるよりも、よっぽど有効に使える場合も多いもので、一概に駄目と言えるものではありません。

しかし、ショップブログ、店長ブログと言うのは、そのお店の一つの「顔」なわけで、やはりお店と整合性を取るべきだと私は思っています。
別に自作ブログとしてムーバブルタイプを使うべき とか ワードプレスの運用が望ましい と言うわけではありません。

例えばショッピングカートシステムをレンタルしている場合であれば、あらかじめブログを用意しているところもありますし、別ドメイン、サブドメインを利用して無料ブログを有料プランに変えるということでも良いでしょう。
少なくとも、貴重なお店の窓口を一瞬で閉じられるようなことだけはしないような体勢だけでも構築しておきたいところです。

また、考え方は色々あると思いますが、私個人としてはショップブログと言うのは一般店舗における「待合室」のようなものと捉えています。
待合室には雑誌が置いてあったり、メニュー表の一部が置いてあったりもするわけですが、ちょっとした待ち時間や、見たいものがある、時にはタバコを吸いたいと言った理由でも使われることがあるでしょう。
この待合室が心地よければ、必然的にお店の評価も高まるものですし、ただ集客の窓口である、紹介するだけのページである と言うだけに留めず、ブログを通してお店全体が分かるようなものを構築することが大切ではないでしょうか。

今時であればショップブログなんてものは珍しいものでもなんでもありませんが、これもお店の一部分として意識した作りを考えたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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