初めてネットショップを作る方向けの記事
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ネットショップ運営者がお店を大切に思うなら、絶対にやってはいけないこと

2012年7月23日 | カテゴリー:マーケティング

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ネットショップと言っても、インターネット上にあるお店と言うだけで、現実に商品を販売しているわけで、やはり実名や企業の名を公開して行うビジネスである以上、モラルやマナーを守ることは当然のことです。

間違ってもネガティブキャンペーンや炎上マーケティング的な手法はご法度なわけですが、それなりにショップの知名度を上げるための方法自体は存在しているわけで、しかも、必ずしもリスクを負う必要がないものもあったりして、探してみると簡単に集客・収益増加方法って情報が流れているものですよね。

しかし、簡単に思えたり、誰かがノーリスクと言っていても、やはり落とし穴はあったりするものです。

特にネットショップを開業されてすぐの方が陥りやすい、いくつかの「やってはいけないこと」をまとめてみました。
もしも下記の方法に手を出しそうになってしまっていたら・・・今すぐその手を引っ込め、もう一度考え直してください。


今では通じない手法

無差別相互リンクによる被リンク増加

一昔前は平然と行われていたものですが、現在ではこの手法はほとんど通用しないと言っていいでしょう。

当時は猫も杓子も相互リンク相互リンクと、全く関係の無いジャンルへの相互リンク依頼や、YomiSearch系の検索エンジンへの登録を大量に行うことで被リンク数を増やし、検索結果を向上させると言ったテクニックも流行りましたが、このたびのGoogleアップデート(パンダアップデート・ペンギンアップデート)により、ほとんど効果は無いものとされるようになりました。

ともすれば無差別なリンクはスパムの疑いがかけられ、早期にペナルティを課せられてしまう可能性が高いのでやめておいたほうがいいでしょう。

相互リンクを依頼するのなら、同一のジャンルを取り扱っているところに限定するようにしましょう。
今は数を増やせばいいという時代ではありません。

自動リンクツールの使用

意外にも隠れた利用者の多いツールなのですが、現在ではこれは非常に危険なものとなっています。

と言うのは、このツールは相互リンク如何に関わらず、探せるだけの中小検索エンジンを数千単位で一気に登録してしまいます。
これが効果のあるものであればいいのですが、大半はすでに放置されたようなものや、マルウェアの感染の疑いのあるサイト、Googleからのインデックスが皆無であり、存在意義がすでに無いサイトがほとんどで、まるで効果が無いなら救いはありますが、下手するとスパムサイトにリンクを貼られているサイトとして、ペナルティ課せられる可能性も高くなります。

さらに、どこに登録したかが分からないため、ペナルティを貰ってしまうと、該当リンクの削除が至難の業となってしまいます。
これでペナルティが解決できなかった場合、最悪そのドメインを手放すか、集客のほぼ全てをPPC広告で賄わなければならなくなります。

ブログの自動投稿ツールを利用して大量のアンカーを貼る

上記の二つに比べれば可愛いものですが、これも危険です。
性質の悪いことに、これを繰り返している方も一定の割合で存在していますが、もしもこれがばれてしまうと、ペナルティは避けられても、評価を一気に落とされる可能性もあります。
たいていの場合は無料ブログが利用されますが、運営元に見つかり、違反が判明すると、問答無用でブログ自体を消されてしまい、労力が水の泡なんてことにもなりかねません。

覚えておきたいのは「過剰な被リンクはドメインを傷つけることがある」と言うことです。
最悪の場合は管理しているサーバー自体にも多大な迷惑をかけてしまうことがあります。

過剰な販促キャンペーン

twitterによる無差別販促

特にtwitterなどで多いのですが、無差別なフォローを繰り返し、大量のフォロワーを作った上で極端に大量の商品紹介ツイートを流すパターン。

もちろん節度を守り、コミュニケーションを楽しみながらと言うのであればいいのです。
しかし、自動ツールを利用し、実際はtwitterを見てることは全く無いと言ったような方法は問題があります。

時折、ツイート数が数百で、フォロワーが数万と言ったアカウントを見かけるのですが、恐らく自動ツール(勝手にフォローを繰り返し、相互フォロワーを増やすツール)の使用や、twitterアカウントの売買によるものでしょう。
あまり褒められたものではありません。

この方法で収益がでれば問題は無いのでしょうが、まず店長の人格が疑われますし、人によっては速攻でブロックした後、通報と言った手段を取られてしまう場合もあります。
さらにほとんどの場合で効果が薄いので、わざわざ自爆の道を選ぶ必要もないのでしょう。

twitterによる販促は決して否定派ではありませんが、何よりも節度は守りましょう。

某大手掲示板によるマーケティング

よほど短期勝負のネットショップ展開でも無い限りはやめておいた方がいいのは言うまでも無いことですね。
利用方法によるでしょうが、ショップ自体の寿命を極端に縮めることになってしまいます。

場合によっては正当な方法だけれども・・・

過剰なPPC広告

ネットショップにおいて販促には、やはりお金がかかります。
その中でも利用者が最もいいのはYahoo!であればオーバーチュア、GoogleであればアドワーズのようなPPC広告と言えるでしょう。

基本的に、PPC広告でもしっかりと言葉を選び、効果的なキャッチコピーなどを応用することによって集客は非常にたやすくなります。
ほとんどの来客が「商品を狙っている」見込み客となるというのが大きな理由です。

しかし、ここで冷静にならなければならないのは、「お金をかけているので集客できて当然」なのです。
集客自体は簡単ですが、収益を結びつけるのは、結局はお店の質なのです。

つまり、PPC広告で大金を払っているのに、赤字になっている と言う場合、広告に問題がある可能性もあれば、「あなたのお店自体」に問題がある可能性が見えてきます。
それに気づかず、湯水のように広告費を支払い続けると言うのは良いものとは言えないでしょう。

特に初回~数回は上限金額をしっかりと考え、黒字を出せるか、出せなかったら、何が問題なのかを熟考する必要があるでしょう。

明らかにうそ臭いキャッチコピー

さすがに明らかに駄目と分かるような情報商材のような胡散臭い商品でもない限りは、あまり見られないですが、商品説明やキャッチコピーを明らかに「盛った」記述となっているのも問題です。

見出しに「理論による最大値」を表記すると言うのは常套手段ではありますが、最大100の効果があるものを「110」の効果があるとして表記したりするのは当然アウトですが、中には姑息な表現として「100以上の効果」と言う、間違ってはないけど・・・みたいなコピーがされているのも事実です。

これだと、売れれば良いと言うより、売った後のクレームで痛い目を見る可能性は十分にあります。

集客と収益は魔法の言葉

誰でも簡単に集客が出来る!
明日から商品が飛ぶように売れる!
と言った言葉を、まさか信用している方もいないとは思うのですが、それは心が平常な状態にある場合に限ってのことです。

思うように集客が出来ない。思っている以上に商品が売れないと言うことが続くと、途端に心は弱くなり、悪魔の手法とも言える様々な怪しい情報に手を出してしまいがちなものです。

しかし、そう言ったものに手を出しそうになったとき、もう一度踏みとどまってみることをおすすめします。
集客も、収益も特効薬なんてものはありません。

もしもそのような怪しい情報や手段を「お金を払って」解決しようと思ってしまったら、考えてみてください。
「この情報や手段を買うことによって、誰が得するのか」

あなたもネットショップで商売をしているのなら、きっと分かるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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